不安を解消して復職へ。 長期的なブランクで感じる不安への対策

長期的なブランクで感じる不安への対策

看護師に限った話ではありませんが、離職後のブランクが長ければ長いほど不安を感じやすいものです。10年程度あるいはそれ以上のブランクを経て看護師として復職することを目指す場合、まずはしっかりと勉強して仕事についていけるかどうかの不安を解消しましょう。

新しい薬や医療機器、技術などが次々と登場する医療業界上、長期のブランクがあるなら過去の知識はあまり通用しないと考えておく必要があります。また、新たな法律が施行されていたり、法律が改正されていたりする可能性も高いので、法制度についてのチェックも重要です。復職に向けて勉強を続けていた場合はともかく、そうでなければ苦労するかもしれません。

知識やスキルのアップデートは看護師として働くうえで必須なので、勉強を続けて現在の状況に対応できるように身につけておきましょう。とはいえ、知識やスキルのアップデートは必須ですが、看護師の業務内容自体が大きく変わることはありません。そのため、長期のブランクがあっても仕事で何をすべきかわからずに戸惑うことはほとんどないでしょう。

復職するにあたっては、新たな同僚が同世代や上の世代ばかりとは限りません。基本的に業務内容が同じでも、同僚が年下ばかりだと周囲に馴染めず居心地の悪さを感じる恐れがあります。そこで過去の経験から大きな態度をとったり、上から目線で発言したりするのは避けましょう。むしろ、自分自身を経験の浅い新人だと思い、できる限り謙虚な姿勢で仕事に臨むのが無難です。